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- 洋上風力発電開発に向けた新たなステップ
- ビンディン省人民委とPNE、協力覚書締結
- 出力2000MW、投資総額46億USDの見込み
ドイツの再生可能エネルギー会社ピー・エヌ・イー(PNE)はこのほど、南中部沿岸地方ビンディン省で駐在員事務所の開所式を開催した。
駐在員事務所は、同省クイニョン市レホンフォン(Le Hong Phong)通り173-175番地に位置する。駐在員事務所の開設は、同省での洋上風力発電プロジェクトの開発に向けた新たなステップとなる。
これに先立ち、同省人民委員会はPNEと洋上風力発電プロジェクトに関する協力覚書(MOU)を締結した。出力は2000MW、投資総額は46億USD(約7000億円)となる見込み。
なお、ビンディン省では現在、ドイツ企業が4つのプロジェクトを展開している。この中には、薄膜技術の世界的なリーダーであるドイツのクルツグループ(KURZ Group)のベトナム現地法人クルツベトナム(KURZ Vietnam)が、ニョンホイ経済区内にあるベカメックスVSIPビンディン工業団地で着工した薄膜フィルム工場案件も含まれる。