ホーチミン市人民委員会は8日に行われた会議で、同市の新たな観光客誘致策として国内外の旅行客を対象とした特色ある観光商品を毎月開催することを提案した。
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同市人民委員会は1区グエンフエ(Nguyen Hue)通りでテト(旧正月)シーズンに開催されている「フラワーロード」や、3月に開催されるアオザイフェスティバルなどの既存イベントを始め、ファッションフェスティバル(9月)やライトフェスティバル(11月)、マラソン大会、キャンペーンショッピングデーなど新たな催しを企画している。
ファッションフェスティバルでは1区グエンフエ通りをランウェイにしてモデルがベトナムファッションを紹介し、来場者はその場で商品を購入することができる。ショッピングデーには旅行会社や航空会社と提携しショッピングツアーが催行される予定。このほか、予算が見合えば花火イベントを開催する意見も出されている。
ホーチミン市はこれまで目立った観光商品や戦略的な観光開発計画などがないことが弱みとされていた。今後は市内の各区・郡の特色を生かした観光商品を企画開催していくほか、海外コンサルタントとの提携も検討されている。