5月17日から28日にかけてフランス・カンヌで開催される第70回カンヌ国際映画祭で、ホーチミン市の観光をPRする巨大な広告パネルが設置されることが明らかになった。
(C) Dao Loan, The Saigon Times |
縦3m×幅21mのパネルが設置されるのは、映画祭の開催地でラ・クロワゼット通りにあるオテル・バリエール・ル・マジェスティックと、様々なイベントが開催される場所として有名な会議場パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレの正面。
広告パネルの設置は、ベトナムのLYNK建設サービス貿易投資有限会社がスポンサーとなり、ホーチミン市観光局が企画したもので、総経費は100万EURO(約1240万円)に上る。
文化スポーツ観光省傘下のベトナム映画局はこれまでにも、国際映画祭などでベトナムのプロモーション活動を行ってきたが、ホーチミン市観光局が参加するのは今回が初めて。
ホーチミン市観光局は、映画祭の開催期間中、ベトナムにおける映画プロジェクトを紹介するブースを設けるほか、20日夜には「ベトナムナイト」と題した交流会を開催する予定。
ホーチミン市観光局によると、フランスはホーチミン市を訪れる外国人観光客の国別トップ10の一国だという。今年はカンヌ国際映画祭が70回目を迎える記念の年でもあり例年より注目度が増していることから、今回の映画祭でのプロモーション活動の効果への期待が高まっている。