- 各省・市の統治・行政・管理効果指数
- PAPI調査、8つの指標を基に実施
- PAPIの最高はトゥアティエン・フエ省
ベトナム祖国戦線幹部育成科学研究センターと地域社会開発研究サポートセンター(CECODES)、国連開発計画(UNDP)は2日、ベトナムの各省・市における「統治・行政・管理効果指数(PAPI)」の2023年版調査結果を発表した。PAPI調査は2011年から13年連続で実施されている。
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PAPIは、◇国民の参加度合い、◇公開性・透明性、◇国民に対する説明責任、◇公共部門での汚職取り締まり、◇行政手続き、◇公共サービスの提供、◇環境ガバナンス、◇eガバナンスの8つの指標から成る。2023年版は全国63省・市の1万9536人を対象に調査が行われた。
調査結果によると、PAPIが最も高かったのは北中部地方トゥアティエン・フエ省の46.04ポイント。2位は東北部地方タイグエン省の45.78ポイント、3位は北部紅河デルタ地方バクニン省の45.70ポイント、4位は南部メコンデルタ地方ソクチャン省の45.61ポイント、5位は同バクリエウ省の45.57ポイント。ハノイ市は43.96ポイント、ホーチミン市は41.78ポイントだった。
「公共部門での汚職取り締まり」の指標では、ソクチャン省が8.15ポイント(10ポイント満点)と評価され、全国トップとなった。
同指標は、◇地方政府における汚職取り締まり、◇公共サービスの提供における汚職取り締まり、◇人材採用における公平性、◇汚職との戦いに対する決意の4項目に基づいて評価されている。
中央直轄市の5市の「公共部門での汚職取り締まり」指標は、◇ハノイ市:6.73、◇ホーチミン市:6.63、◇南中部沿岸地方ダナン市:6.63、◇南部メコンデルタ地方カントー市:6.42、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:6.33だった。