- 南部解放50周年で多くの利用見込まれる
- 運行時間を23時まで延長、通常は22時まで
- バスも増便、特に空港路線など強化

ホーチミン市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデー)に伴う連休について、今年は南部解放・南北統一50周年にあたり特に多くの利用が見込まれることから、運行時間を延長し、23時まで運行する。
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4月25日・28日・29日は午前5時から23時まで運行し、1日あたりの運行本数は通常より10本多い210本とする。運行間隔は通常通り8〜12分となる。
4月26日・27日・5月1日~4日も午前5時から23時までの運行とするが、運行本数は調整する。
また、イベントが多数開催される4月30日は始発を午前4時30分とし、運行本数を増やす。
同市初のメトロかつ国内初の地下鉄として開通したホーチミン市メトロ1号線は、全長約20kmで、1区中心部と市東部を結ぶ。2024年末の開業以来、市民に広く信頼される公共交通手段となっており、ピーク時には1日20万人超の利用がある。通常は午前5時から22時まで1日200本を運行しており、運行本数は週末や祝日、テト(旧正月)などに需要に応じて柔軟に調整される。
ホーチミン市は、祝日に合わせてバスの運行も増やし、特に新たに第3ターミナル(T3)が開業したタンソンニャット国際空港路線など、主要な交通ハブを結ぶ路線を強化する。