英国のアニメ作品「ペッパピッグ(PeppaPig)」の絵本が、ベトナムに初上陸した。ベトナム語版を出版したのは、ベトナムの大手出版社であるキムドン出版社。
(C) zingnews |
ベトナム語版は、アニメシリーズには登場していないストーリーを集めた絵本シリーズ全18冊と、塗り絵や数え方などを楽しみながら学ぶことができる学習絵本シリーズ全8冊から成る。
「ペッパピッグ」はブタの家族の生活を描いた作品で、2004年に誕生し、これまでに世界180か国・地域で放送されている。日本ではカートゥーンネットワークで放送された後、2017年からテレビ東京系で「ペッパピッグ@きんてれ」として放送を開始。2021年からは、同じくテレビ東京系の「イニミニマニモ−ペッパピッグ&パジャマスク−」の中で放送されている。
なお、これに先立つ2022年、「ペッパピッグ」の制作会社エンターテインメント・ワンUK(Entertainment One UK=EO)とベトナムのアニメ作品「ウルフー(Wolfoo)」の制作会社Sコネクト(Sconnect)は、それぞれ相手側が知的財産権を侵害しているとして複数回にわたり相互に提訴するという出来事があった。
ベトナムの「ウルフー」はオオカミの家族が主人公。スペイン語やフランス語、ロシア語、インドネシア語、中国語、日本語、ヒンディー語、ポルトガル語など10の言語に翻訳されている。