韓国統計庁は29日、「人口住宅総調査」の結果を発表した。2020年における韓国の総人口は5182万9000人で前年同期比+0.1%増加した。うち、外国人は▲4.7%減の169万6000人だった。
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外国人のうちベトナム人は+1.3%増の20万人で、外国人全体の11.8%を占めた。これは韓国系中国人(+0.9%増の54万1000人)、中国人(▲5.7%減の20万8000人)に次ぐ多さとなる。ベトナム人が多く住む地域は京畿道(4万3568人)、ソウル市(1万9885人)などとなっている。
外国からの帰化者や韓国人の外国人配偶者、その子どもを含む多文化家庭は36万8000世帯に上った。合計構成員数は109万3000人で、うち帰化者や外国人配偶者は計37万0834人に上った。内訳は、外国人配偶者が17万3104人、帰化者が19万7730人となる。
多文化家庭におけるベトナムからの帰化者、ベトナム人配偶者は+5.6%増の8万4996人で、韓国系中国人(▲2.0%減の12万0781人)に次ぐ多さとなった。2019年からの増加人数ではベトナムが+4531人と最大。外国人配偶者に占めるベトナム人の割合は24.6%で最も多く、帰化者も21.5%を占め韓国系中国人(45.9%)に次いでいる。