米国のウエストガード(Westgard)品質管理センターは11日、ホーチミン市のチョーライ病院がん・腫瘍センターの臨床検査科に、ウエストガードVPのシックスシグマ(Six Sigma)基準達成証明書を交付した。ベトナムの公立病院の臨床検査科がこの基準を達成したのは初めて。
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ウエストガードVPのシックスシグマは、臨床検査の分析精度の品質指標の一つで、この基準を達成している臨床検査部門が、分析プロセスを厳格に守っていることを証明するもの。また、国際基準に達していると評価されたことを意味する。
チョーライ病院のグエン・チュオン・ソン院長によると、同病院の臨床検査科は検査数の増加問題に直面していた。検査結果は60~70%の割合で診療方針の決定に影響するため、分析の品質と時間厳守が求められ、さらに合理的なコスト負担にも配慮する必要がある。
そのため同病院はがん・腫瘍センターに自動臨床検査システムを導入。人員を増やすことなく検査にかかる時間を短縮し、検査数を増やすことができた。さらにシックスシグマを導入して、臨床検査の品質管理に役立てている。