グエン・クオック・チエウ保健相は21日に開催されたベトナム医師の日56周年記念式で、ベトナム人の健康状態が著しく改善されており、平均寿命が73歳に延びたと発表した。21日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
またチエウ保健相は、診療所網の拡大、医療に関連する先進的な取り組みや最新の医療技術の導入により、5歳未満の乳幼児及び妊産婦の死亡率が大きく低下しており、今後も医療の「質」が改善していくと期待していると述べた。
このほか、国家予算の支出全体に占める医療向け支出の割合は、2002年の4.8%から現在は10.2%まで増加しており、医療向けの支出の増加率は国家予算の支出の平均増加率を上回っている。チエウ保健相によると、今後も引き続き、医療向けの支出額のうち30%以上は予防医学向けに拠出する計画という。