- 年内に電動軽トラ・ミニバスお披露目予定
- 軽トラ、最大積載量1.5tでコンパクト
- ミニバス、16人乗りと24人乗りを展開
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、年内に電動軽トラックと電動ミニバスをお披露目する予定だ。
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電動軽トラックは最大積載量1.5tのコンパクトなサイズで、ホーチミン市やハノイ市などの車両が密集する都市部でも貨物を運びやすく、運送業界で大きな注目を集める見込みだ。また、同社の広範な充電インフラにより長距離走行も可能となり、ガソリン車の軽トラックとの競争が期待されている。
電動ミニバスは、全長6mの16人乗りと全長8mの24人乗りの2車種を展開する。同社は現在、全長10mの25人乗りの電気バスを運行しており、新たに2車種を投入することで、大都市での輸送の利便性がさらに高まると見込まれている。
なお、ビンファストは2024年に国内で8000か所の充電スタンドを新設し、8万8000基の充電器を導入した。2025年には、全国で充電スタンドの数を8万か所、充電器の数を12万基にそれぞれ増やす計画だ。
海外市場では、インドネシアに5万か所の充電スタンドと6万基の充電器を設置し、フィリピンでは5000か所の充電スタンドと1万5000基の充電器の設置を目指している。