- ヨーロッパでのEV部品供給チェーン最適化
- 配送時間短縮やサービスの質向上が狙い
- 緊急時には24時間以内の部品配送が可能に
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)と、国際宅配便や運輸、ロジスティクスサービスを扱うドイツのDHLエクスプレス(DHL Express)はこのほど、ヨーロッパでのEV部品供給チェーンの最適化に関する提携を発表した。配送時間の短縮やサービスの質の向上が狙いだ。
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両社の合意によると、DHLエクスプレスはビンファストがヨーロッパで販売している全車種のEV部品をオランダのボルンにあるホルトゥム物流施設に保管し、輸入から梱包、配送、納品までの全プロセスを管理する。
これにより、ビンファストのEV所有者は、優れたサービスを受けることができるほか、緊急時には24時間以内の部品配送が可能になる。
さらに、DHLエクスプレスはビンファストの「VF 6」と「VF 8」向けの部品をチェコの物流施設に保管し、フランス、ドイツ、オランダのディーラーに提供する。このほか、双方は新たな市場の需要に対応すべく、部品保管施設の拡大も検討している。
ビンファスト・ヨーロッパ(VinFast Europe)のレ・ティ・トゥー・チャン最高経営責任者(CEO)によると、DHLエクスプレスとの協力により、自動車メーカーが直面している部品待機による修理時間の延長といった問題を解決することが期待されている。