- 外交関係樹立後のベルギー国王の訪越は初
- 経済・貿易分野を両国関係の柱として推進
- 半導体産業における高度人材育成に重点
ルオン・クオン国家主席は国家主席府で1日午前、ベトナムを公式訪問中のベルギーのフィリップ国王陛下と会見した。フィリップ国王陛下は3月31日から4月4日までの日程でベトナムに滞在している。
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両国が1973年に外交関係を樹立してからベルギー国王がベトナムを公式訪問するのはこれが初めて。
フィリップ国王陛下は会見で、王子としてベトナムを3回訪問したことについて触れ、再訪に喜びを表明した。一方、クオン国家主席は、ベトナムは常にベルギーとの多面的な協力の強化を重視し、欧州連合(EU)内で重要な役割を担うベルギーとの関係を深めたいとし、ベトナムの独立闘争におけるベルギーの支援に感謝の意を表した。
双方は、複数の分野での協力の強化を確認し、特に経済・貿易分野を両国関係の柱として推進するほか、ベトナムEU自由貿易協定(EVFTA)の効果的な実施を促進することで一致した。
クオン国家主席はベルギーに対し、ベトナムEU投資保護協定(EVIPA)の早期批准を要請し、ベルギー企業がハイテクや再生可能エネルギー、デジタル変革、戦略的インフラ分野などでベトナムに積極的に投資することを期待した。
双方はまた、循環型農業経済モデルやスマート農業の発展、研究機関間での技術移転を促進し、グリーン技術、人工知能(AI)、イノベーション、人材育成といった新たな分野での協力を推進し、特に半導体産業における高度人材育成に重きを置くことで一致した。
クオン国家主席は、ベルギー議会がベトナムの枯葉剤被害者支援に関する決議を採択したことに感謝を表明した。双方は、国際連合をはじめとする多国間フォーラムでの連携を強化し、南シナ海問題の平和的解決を国際法に基づき進めることの重要性を確認した。
会見の末、双方の立会いのもと、文化やスポーツ、気候変動対応、貿易促進、枯葉剤被害者支援に関する協力文書が締結された。