5日午後4時、北部地方における発電量の43%を担うホアビン水力発電所ダムの水位が、14日ぶりに稼動停止水位(水深80m)を回復し80.01mとなった。6日午前7時現在の水位は81.31mにまで回復している。これは降雨によるダムへの流水量が毎秒1,200立米と一時的に増加したためで、現在では再び毎秒800立米程度に減少している。
しかし同発電所の発電量は1日あたり800kwhと依然少なく、ダム管理事務所では水深が88mにまで回復すれば同ダム最大発電能力での発電が可能になるとし、さらなる降雨に期待を寄せている。