ベトナム国立交響楽団(VNSO)と「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は22日、2023年の日越外交関係樹立50周年を記念して企画・制作した新作オペラ「アニオー姫」の世界初演を、ハノイ市ホアンキエム区の市民劇場(オペラハウス)で開催した。公演は22日の初日に続き、23日と24日の計3日間にわたって開催された。

(C) 「アニオー姫」実行委員会

(C) 「アニオー姫」実行委員会

　初日は全席招待で、日越外交関係樹立50周年記念実行委員会委員長でもあるチャン・ルウ・クアン副首相などの要人のほか、大使館関係者、後援団体や協賛社などからの招待客で満席となった。また、ベトナムを公式訪問されていた秋篠宮皇嗣同妃両殿下も鑑賞された。

　このプロジェクトは2020年の秋からスタートし、ベトナムと日本で語り継がれる「実際にあった愛の物語」をモチーフとして制作したオリジナルオペラを、日越外交関係樹立50周年を記念して公演するもの。

　ハノイ市での世界初演を終えた後には、「日本プレミア公演」が11月4日(土)に東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催される。日本プレミア公演のチケットは、チケットぴあ、eプラスで販売している。

　「アニオー姫」の詳細は、公式ウェブサイトまたはユーチューブ(YouTube)チャンネルを参照。