南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市の旧市街で8月26日(金)から28日(日)まで、日越文化交流イベント「ホイアン・日本祭り2022」が開催される。
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「ホイアン・日本祭り」は2003年から毎年夏に開催されており、地元住民から観光客まで毎年延べ数万人が参加している。今回は3年ぶり18回目の開催となる。
開幕式は26日の19時30分からアンホイ(An Hoi)像広場で行われる。2023年の日越外交関係樹立50周年を記念する新作オペラ「アニオー姫」を紹介するほか、ホイアン市の芸術プログラムも行う。ゲストには、ベトナム人歌手のヌー・フオック・ティン(Noo Phuoc Thinh)さん、ユーチューブ(YouTube)チャンネル「aNcari Room」の中谷あかりさん、歌手の上野優華さんが登場する。
また、ホイアン市と日本の交流イベントとして、27日8時から旧市街中心部のホアイ(Hoai)川エリアでボートレース、27日19時30分からアンホイ像広場で芸術交流プログラム、28日17時からアンホイ像広場ステージでコスプレコンテストが、それぞれ開催される。
26日16時からは、グエンティミンカイ(Nguyen Thi Minh Khai)通り6番地で「日本文化会館」の開館式典が行われる。
イベントの目玉として、広南阮氏が現在のベトナム南部に築いた広南国(1558~1777年)の第2代君主グエン・フック・グエンの養女ゴック・ホア(玉華姫=アニオー姫)と、朱印船の貿易商人でベトナムを訪れていた日本人の荒木宗太郎との結婚式も再現される。日時は27日の16時から。この玉華姫と荒木宗太郎の恋物語が、オペラ「アニオー姫」のモチーフとなっている。
このほか、26日から28日までの15時から21時30分まで、ホイアン市と日本の料理が楽しめる屋台エリアも設けられる。