- ベトナム初の揚水式水力発電所
- 主要建設パッケージを260億円で落札
- プロジェクト投資総額は1260億円

商工省傘下のベトナム電力グループ(EVN)は13日、南中部沿岸地方ニントゥアン省で計画されているバックアイ揚水式水力発電所プロジェクトのパッケージ「02XL-BA」の建設請負契約を締結した。同発電所は、ベトナム初の揚水式水力発電所。
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同パッケージはプロジェクトにおける主要な建設パッケージであり、契約額は4兆3340億VND(約260億円)で、契約期間は81か月。
契約を落札したのは、◇ソンダ総公社[SJG](Song Da Corporation)、◇リラマ10機械[L10](Lilama 10)、◇SCI E&C[SCI](SCI E&C)、◇ビナコネックス[VCG](Vinaconex)、◇第47建設[C47](CC47)などから成る企業共同体。
なお、同プロジェクトの投資総額は21兆1000億VND(約1260億円)。出力300MWのタービン4基を設置し、出力合計は1200MWとなる。第1タービンは2029年、第2・3・4タービンは2030年に稼働を開始する予定。