ホーチミン市人民委員会はこのほど、以前から検討されながらも実現に至っていなかったバス車体への広告掲載を認可する方針を固め、同市公共旅客輸送管理センターに同案件の実施に向けて手続きを進めるように要請した。31日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
同市交通運輸局によると、市内で運行するバス車体に広告を掲載することで、年間約1000億ドン(約3億6000万円)以上の広告収入が見込めるという。
また同市人民委員会は、ガソリン価格の値上げ、公務員の最低賃金引き上げなどを受け、2011年のバス事業向けに約4338億7000万ドン(約15億6100万円)の追加資金を拠出することを決定した。