ホーチミン市内の広告活動に関する同市人民委員会の決定39号が15日に施行された。これは2002年に施行された決定108号に変わるものだが、公共輸送機関の車体外部への広告掲載は引き続き禁止されている。同市交通運輸局は、市内バスの車体に広告を掲載すれば、年間約1200億ドン(約6億5000万円)の収入を市にもたらすとして許可を提案していたが、またも「おあずけ」となった。
今回の決定で新たに禁止された行為は▽交通参加者の視界を妨げるような広告の設置▽路上での製品模型や看板の設置▽下着姿のマネキンの公共の場所や通りに面した場所への設置▽路上や公共の場所でのビラ配布▽建物の壁・街路樹・電柱・街灯などに直接広告を書き込むまたは貼る行為−など。