- 「Eco」と「Plus」の2モデルを販売
- 価格は「Eco」356万円、「Plus」400万円
- バッテリー充電無料キャンペーンも
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビンファスト(VinFast)は、4月13日までフィリピンの首都マニラで開催された「マニラ国際モーターショー(MIAS)2025」に参加し、同国での電気自動車(EV)「VF 6」発売を発表した。
![]() (C)Kien Thuc Dau Tu |
「VF 6」は最大出力150kWの電動モーターを搭載し、フル充電時の走行距離は480km。「Eco」と「Plus」の2モデルがあり、販売価格は「Eco」が141万9000PHP(約356万円)、「Plus」が161万PHP(約400万円)となっている。車両の保証期間は7年または走行距離16万km。今年5月に「Eco」の引き渡しを開始する予定だ。
また、同社はフィリピンでのバッテリー充電無料キャンペーンを発表した。キャンペーン期間は2027年5月1日までとなっており、V-GREENグローバル充電スタンド開発会社(V-GREEN)が運営する充電スタンドで充電が可能。さらに、購入車両の最大90%を保証価格で下取りする「再購入プログラム」も導入する。
このほか、ビンファストはフィリピンの大手銀行であるイーストウエスト銀行(EastWest Bank)およびBDOユニバンク(BDO Unibank)との間で覚書(MOU)を締結した。今回の提携を通して、ビンファスト製EV購入を支援するための金融ソリューションが提供され、フィリピン国内における電動モビリティの普及加速に繋がると期待されている。