地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は25日、フィリピンのMGA.414コーポレーション(MGA.414 Corporation＝JIGA)との間で、ビンファスト製EVの修理・メンテナンスサービス店舗網の設置に関する覚書(MOU)を締結した。

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　両社は2025年末までに100か所以上の店舗をオープンする。ビンファストは事業提携の一環として、JIGAに対し、技術コンサルティングや人材育成の支援を行う。

　JIGAの運営によるEV修理・メンテナンスサービス店舗は、高度な設備や機器、技術者のスキルといった厳格な基準を満たし、正規品の部品・スペアパーツを使用する。ビンファストの正規サービスセンターに格上げされる可能性もある。

　なお、JIGAは現在、フィリピンで16か所の修理・メンテナンスサービス店舗を運営している。

　JIGAのマイケル・アバネロ会長は、「この提携により、JIGAのサービス能力が向上し、フィリピンでのEVの普及の促進にもつながる」と述べた。