- 米タイム誌が選ぶ25年の世界最高の場所
- ベトナム初の地下鉄メトロ1号線が選出
- 熊野那智大社とNintendo Museumも

米国のニュース雑誌「タイム(TIME)」はこのほど、「2025年の世界で最も素晴らしい場所100選(World’s Greatest Places 2025)」のリストを発表した。ベトナムからは、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)が選出されている。
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同誌編集部はメトロ1号線について、「12年の工期を経て、昨年末に開通したベトナム最大都市ホーチミン市で初の地下鉄。メトロ開通はバイクの渋滞で有名な同市にとって、交通インフラ整備に向けた大きな成果であり、メトロを利用することで、市民や観光客はオペラハウス、歩行者天国、ブイビエン(Bui Vien)通りなどの観光地へのアクセスが容易となり、中心部でのナイトライフを楽しみやすくなった」と紹介した。
タイム誌が同リストを発表するのは今年で7年目。リストには、ホテル、リゾート、レストラン、クルーズ、博物館、国立公園など様々な目的地が含まれている。
なお、2025年に訪れるべきアジアの目的地のリストを見てみると、メトロ1号線のほかに、◇熊野那智大社(日本)、◇ニンテンドーミュージアム(同)、◇中国国家図書館(中国)、◇ゼブン・ネッサ・モスク(バングラデシュ)、◇ペコ・トレイル(スリランカ)、◇イーグル・ハンター・カルチャーセンター(モンゴル)などが選ばれている。