- ランドン電球・魔法瓶と協力契約締結
- 運用コスト削減、顧客体験向上など目指す
- 個人から企業まで幅広い顧客層に対応
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)の子会社ビンファスト・エネルギー(VinFast Energy)は27日、ランドン電球・魔法瓶[RAL](Rangdong Light Source And Vacuum Flask=RALACO)との間で、先進的なエネルギー貯蔵システム(BESS)の研究・開発・導入に関する協力契約を締結した。
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これにより両社は、スマート照明ソリューションを統合したエネルギー貯蔵システムや、同システムを搭載した屋根置き太陽光発電製品の研究・開発・導入で協力し、エネルギー使用の最適化、運用コストの削減、顧客体験の向上の実現を目指す。
両社が開発する製品は、個人から企業まで幅広い顧客層に対応する。RALは自社の販売網を介して製品を販売する。
ビンファスト・エネルギーは持続可能なエネルギーエコシステムの構築に注力している。その一環として、これに先立つ2024年11月、フランスの多国籍企業シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)のベトナム現地法人シュナイダーエレクトリック・ベトナム(Schneider Electric Vietnam)と、地場イーストシー・エネルギー・エンバイロメント(East Sea Energy Environment=ESEC)の2社との間で、エネルギー貯蔵電池技術開発に関する協力合意書を締結した。