(C) tuoitre 写真の拡大. |
南中部沿岸地方クアンナム省は17日と18日の両日、ベトナムへの外国人・越僑(在外ベトナム人)観光客受け入れ再開試行事業の一環として、2グループの外国人観光客を約2年ぶりに受け入れた。
ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)を有する米国、フランス、英国、ドイツ、韓国、中国の外国人と越僑の計159人が、ダナン国際空港(南中部沿岸地方ダナン市)に到着した後、同市に隣接するクアンナム省のリゾート複合施設「ホイアナ(Hoiana)」に移動し、7日間のパッケージツアーに参加している。
パッケージツアーには海水浴やゴルフ、芸術パフォーマンスの鑑賞などのほか、国連教育科学文化機関(ユネスコ=UNESCO)の世界文化遺産に登録されているホイアン市の旧市街やミーソン聖域などの見学が含まれる。
クアンナム省当局は19日、ホイアナと協力し、観光客の歓迎式典を盛大に行った。観光客にはベトナム側から歓迎の花束とお土産が贈られた。
ツアー参加者の1人であるピーターさん(男性・69歳、スウェーデン国籍)は、「ベトナムが大好きで、ベトナムに来るのは母国に帰るような感じ。新型コロナ禍でも旅行ができるようになってとても幸せだ。19泊で思う存分遊びたい」と感想を述べた。