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- 10月の訪日ベトナム人、前年比+1.1%増
- 1~10月期は53.1万人、19年比+25.6%増
- 台風による観光需要低下も訪日数堅調
日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2024年10月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+1.1%増の5万1000人で、10月として過去最高を記録した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前の2019年同月比では+9.7%増だった。
1~10月期では、前年同期比+8.3%増の53万0900人。2019年同期比では+25.6%増となった。
2024年10月の訪日外国人の数は前年同月比+31.6%増、2019年同月比+32.7%増の331万2000人で、過去最高だった2024年7月の329万2602人を上回り、単月として過去最高を記録した。
1~10月期では前年同期比+51.8%増、2019年同期比+12.2%増の3019万2600人となり、1964年の統計開始以来、過去最速で3000万人を突破した。
ベトナムは、割安かつ査証(ビザ)の免除・取得が容易な東南アジアや中国などへの旅行需要の高まりや、9月にベトナム北部を直撃した台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)による観光需要の低下などがあったものの、訪日数は10月として過去最高を記録した。
また、5月にハノイ~広島線が新規就航したことなどもあり、日本への直行便数は前年同月の水準を維持している。