中部高原地方ラムドン省ダラット市で4日、蒸気機関車がけん引する4両編成の観光列車の運行が開始された。運行区間はダラット~チャイマット間の7キロメートルで、毎日5便運行される。
ダラット~チャイマット間の鉄道は、1930年代にフランスが建設したダラット~タップチャム間鉄道(全長84キロメートル)の一部。1960年代に戦争のため運行が中止され、1991年にダラット~チャイマット間の運行が再開された。今回の観光列車で使用される車両は鉄道開通当時の古い車両を復元したもので、1車両当たり20人乗車できる。