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- ベトナムは前年比▲13.8%減の455万kl
- 世界のビール総消費量は1億8792万8000kl
- 中国が21年連続で1位、日本は11位
キリンホールディングス株式会社(東京都中野区)は、2023年における世界主要国のビール消費量に関するレポートを発表した。ベトナムは前年比▲13.8%減の455万klで、前年と同じく7位だった。
2023年の世界のビール総消費量は前年比+0.1%増の1億8792万8000klで、東京ドームをジョッキに見立てると、約152杯分に相当する。コロナ禍が収束し、インバウンドなどの経済回復によるものと推測される。
国別で見ると、中国(前年比+0.0%増、3768万kl)が2003年から21年連続で1位。日本(前年比▲1.0%減、424万9000kl)は、前年から順位を1つ落とし、11位となった。日本は2020年まで14年間連続で7位だったが、2021年以降は3年連続で順位を落としている。
地域別では、アジア(前年比▲0.6%減、6008万3000kl)の構成比が32.0%で、16年連続で1位だった。
同レポートは、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、世界170か国・地域における2023年のビール消費量をまとめたもの。この調査は1975年分から統計を開始している。