2006年から2007年にかけての2年間、ベトナムでは1日当たり50人の子どもがさまざまな事故で死亡した。死亡事故の40%がホーチミン市で発生している。先ごろ開かれた国会文化・教育・青少年・児童委員会の子どもの事故予防に関する会議で明らかにされた。2001年から2005年にかけての5年間には1日当たり74人の子どもが事故で死亡しているので、数字的には改善している。
死亡原因の割合は交通事故が最も多く27%、次いで川や井戸などでの水難事故が21%を占める。水難事故はメコンデルタ地方に集中しており、特に初夏に多いという。このほかの死亡原因は、やけど、食中毒、転倒など。