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サッカーベトナム女子代表(通称ゴールデンガールズ)を率いるマイ・ドゥック・チュン監督はこのほど、東京オリンピック2020・アジア2次予選(4月1日~9日)に向けたキャンプメンバー24人のリストを発表した。ベトナム女子代表は現在、世代交代を進めており、今回のメンバーには多くの若手が選ばれている。中でも注目されているのは、一昨年“可愛すぎる女子サッカー選手”として話題になったチャン・ティ・ズエンだ。
チャン・ティ・ズエンは、2000年生まれの19歳。ベトナム女子サッカーの名門フォンフー・ハナムFCに所属している若手DF。2017年に行われたベトナム女子リーグでの試合で撮られた写真がサッカーサイト「Bongda+」で紹介されると、SNSなどで拡散し、一夜にして“可愛すぎる女子サッカー選手”として人気者になった。現在、彼女のFacebookのフォロワーは2万人あまりに上っている。
同選手は、2017年にSNSで注目を集めた際、「正直、最初は戸惑いました。それから、少し誇らしい気持ちも生まれましたが、やっぱりまた不安になりました。私はただの若手選手で、これが最初のプロシーズンなのに、こんなに注目されたら、ピッチでのプレーにも影響を及ぼしかねません。」と語っていた。
最初は容姿ばかりに注目していたメディアだが、チャン・ティ・ズエンはこの1年で実力的にも急成長。昨シーズンは完全に守備陣のレギュラーに定着して、クラブ史上初となるリーグ優勝に貢献し、U-19ベトナム女子代表にも選出。そして今回、ついに年齢制限なしのフル代表にも初選出された。ベトナム女子サッカー界に誕生した新たなスター。これからの活躍を大いに期待したい選手だ。
記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+