(C) bongda+. 三浦俊也氏(左)とVFFのレ・ホアイ・アイン書記長 写真の拡大 |
ベトナムサッカー連盟(VFF)は、ホーチミン市で10日にも日本人サッカー指導者の三浦俊也氏(50歳)とベトナム代表監督就任に関する契約を結ぶ。VFFのチャン・クオック・トゥアン副会長がこのほど明らかにした。
三浦氏は既にベトナム入りしており、10日に行われる同市1区パークハイアット・サイゴンホテルでの正式契約発表に向けて準備を進めているという。契約は2年で、U-22ベトナム代表の監督も兼任する。
三浦氏は、岩手県出身のサッカー指導者で、27歳のときドイツにコーチ留学し、同国のA級ライセンスを取得した。日本に帰国後は、ブランメル仙台、水戸ホーリーホック、大宮アルディージャ、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府などで指揮を執った。
これに先立ち、ベトナム国内では、次期監督に就任する人物について、日本人で、ドイツへのコーチ留学経験があり、以前コンサドーレ札幌(昨年までベトナム代表FWレ・コン・ビンが所属)で監督を務めていたという情報が関係者の間で流れていたため、元日本代表監督の岡田武史氏が有力と伝えられていた。