(C) bongda. 岡田武史氏 写真の拡大 |
ベトナムサッカー連盟(VFF)は現在、次期ベトナム代表監督の選考を進めており、特に日本人監督の招聘に力を入れているが、その有力候補が元日本代表監督の岡田武史氏(57歳)であることが分かった。VFFのチャン・クオック・トゥアン副会長が明らかにした。
岡田氏は、これまでに日本代表を2度のワールドカップ出場に導いている。1度目は日本代表が初出場を果たした1998年フランス大会、2度目の2010年南アフリカ大会では、前評判が低い中、キープ力のある本田圭佑を1トップに抜擢してベスト16の成績を残した。
クラブでは、1999年にJ2コンサドーレ札幌の監督に就任し、就任2年目の2000年にJ1昇格に導いた。2003年には横浜Fマリノスの監督に就任、初年度に1stステージ・2ndステージを共に制して完全優勝に導いている。
また、2012年に中国サッカー・スーパーリーグの杭州緑城蹴球倶楽部の監督に就任し、中国プロサッカーリーグ初の日本人監督となった。
なお、VFFはその後、日本サッカー協会から岡田武史氏を含む4人の日本人監督を推薦されたが、現在交渉しているのは他の人物であるとしており、この情報を否定した。VFFは次期監督について、5月15日までに発表するとしている。