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ベトナムサッカー連盟(VFF)のレ・ホン・ズン会長は、25日に行われたVFFの第7回総会で、ベトナム代表監督として日本サッカー協会(JFA)より、日本人監督を招聘する計画を発表した。
ホアン・バン・フック監督は、第27回東南アジア競技大会(シーゲーム2013)でのグループリーグ敗退後、ベトナム代表およびU-23ベトナム代表の監督を辞任する意向をVFFに伝えたが、その後、AFCアジアカップ2015予選の終了までベトナム代表で指揮を執ることで合意。3月5日の香港戦終了後に改めて、辞任の希望をVFFに伝えていた。
ベトナム代表監督は、第26回東南アジア競技大会(シーゲーム2011)の後にドイツ人のファルコ・ゲッツ監督が去って以降、ファン・タイン・フン監督、ホアン・バン・フック監督と、国内監督が務めてきた。
日本人監督の招聘に成功すれば、3年ぶりの外国人監督就任となる。年末にはAFFスズキカップ2014が控えており、VFFは日本人監督の率いる新生ベトナム代表で、同大会に臨みたい考えだ。
なお、ベトナムでは今年2月、Vリーグの最高責任者である大会組織委員長に日本人サッカー指導者の田中孝司氏が就任しており、アジアにおけるサッカー強国の日本から様々なことを吸収すべく、組織体制の日本化を進めている。