(C) 練習で笑顔を見せるレ・コン・ビン |
ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)の2013年シーズン開幕はこの男のゴールで始まったと言ってもいいだろう。4年ぶりに古巣のソンラム・ゲアンFCに復帰したレ・コン・ビンが見事な開幕ゴールを決めた。期待の新星と言われた若手時代からベトナムサッカーの象徴的存在に上り詰めるまで、変わらず熱い応援で支えてくれたゲアンサポーターへの想いをコン・ビンが語ってくれた。6日付ボンダーが報じた。
−開幕戦の勝利、おめでとうございます。4年ぶりにソンラム・ゲアンFCの一員としてプレーした開幕戦でゴールを決めたときの感想を聞かせてください。
「長い間故郷であるゲアン省を離れていましたから、あのゴールは本当に嬉しかったです。帰ってきたんだ、という気持ちでいっぱいになりました。あの時の気持ちは言葉では上手く言い表せません。叫びたくなるような、泣き出したくなるような、そんな感じです。スズキカップで決勝点を挙げたときと同じような気持ちの昂りを感じました」
−地元を離れ、長い間、他クラブでプレーしていたあなたをゲアンサポーターは以前と同じ熱い声援で迎えました。あの声援を聞いてどう思いましたか?
「暖かく迎え入れてくれたサポーター達には、本当に感謝しています。訪れた多くのサポーターの声援は私にとって、より良いプレーをするための活力になります。あのゴールはソンラム・ゲアンFCを応援する全てのサポーターに捧げたいと思います」