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サイゴンFCは2011年に設立され、同年のディヴィジョン1で優勝し、今年Vリーグに昇格したばかりのリーグでも最も歴史の浅いクラブの一つだ。開幕から快進撃を続ける同クラブは第9節を終えた時点で遂に首位に躍り出た。Vリーグには珍しくクラブ名に企業の名前が入っておらず、地元から愛されるクラブを目指している。ザオズックが報じた。
歴史が浅い分、宣伝・ファンサービス活動には力を入れており、ホームのトンニャットスタジアムで行われる試合には、チラシ配布、歌手によるハーフタイムショーなど様々な集客活動が行われている。中でも注目を集めているのが「チアガール隊」だ。
ファンやサポーターの間で“足長少女隊”と呼ばれるこのチアガール隊は、主に市内で活動するモデル達で、試合がある日には、サポーター席の最前列に陣取り、横断幕を抱えて選手らを鼓舞する。1試合当たりの報酬は100万ドン(約4000円)以上だという。ベトナムでは、こうしたチアガールは非常に珍しく、彼女らがスタジアムに姿を現すと観客(主に男性)は大いに盛り上がる。
チアガール隊は、スタジアムの雰囲気を盛り上げるだけでなく、集客にも一役買っている。評判を聞きつけて、それまで全くサッカーに関心のなかった人々もスタジアムに足を運ぶようになっており、中には熱烈な固定客もいるようだ。