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国内サッカーのレベルアップや各クラブチームの資金力増強などを目的に設立されたベトナムプロサッカー株式会社(VPF)。ベトナムサッカー連盟(VFF)よりもスマートな試合運営が期待されていたが、多くのサッカーファンは早くも裏切られたと感じている。18日付ベトストックが報じた。
2012年スーパーリーグは始まったばかりで、VPFの運営が失敗だったとはまだ言えないが、以前の欠点が克服されないままになっている。なにより、これまで最も批判されてきた審判問題に改善が見えない。
VPFは、審判の不正行為を防ごうと賃金の引き上げを決めた。しかしフィールド内では、相変わらず審判への罵声や脅し、選手同士の暴力行為が横行している。一部の観客が観客席で火を燃やしたり、敵対するチームの車を取り囲んで脅しつける光景も変わらない。
VPFとVFFは今もテレビ放映権問題で対立しており、VPFは一体何のために設立されたのか、と疑問視する声が上がっている。