東南アジアのサッカーチャンピオンを決める「AFFスズキカップ」の決勝戦「ベトナム対タイ」の第2戦が28日夜ハノイ市で行われ、第1戦を2対1で勝利したベトナムが終了目前のロスタイムで同点のゴールを決め、劇的な初優勝を飾った。
ベトナムが東南アジアチャンピオンの座につくのは、1959年の「SEAPゲーム」以来で実に半世紀振りの快挙となった。競技場ではグエン・タン・ズン首相も観戦し、ベトナムの初優勝を祝った。また試合終了後から深夜にかけて、全国各地で若者らが国旗を振ったり「ベトナム、チャンピオン」と叫んだりしながらバイクで走り回り喜びを分かち合う姿が見られた。