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11歳のとき、「コアイタイ(「ポテト」の意)」のあだ名もあるファム・トン・ゴック・タイン・ビーさんは、ホーチミン市5区グエンビエウ(Nguyen Bieu)通りにある父親の美容室のメインスタイリストになった。
多くの客は、満足のいく髪型にしてくれた担当の美容師がまだ少女であることを知ると、大きな衝撃を受ける。最近、この幼いカリスマ美容師の話がSNSで瞬く間に広まり、多くの人々が彼女の才能と努力に驚き、感服し、彼女を応援するために店を訪れている。
客でにぎわう店内で、ビーさんは父親のファム・タイン・トゥンさん(56歳)と一緒に忙しく働いている。
東南部地方ビンズオン省在住のファム・ティ・トゥエンさん(27歳)がタクシーを降りて店に入ると、ビーさんはトゥエンさんを温かく迎えた。ビーさんはトゥエンさんにオーダーをたずね、希望に合ったヘアスタイルを選ぶためにカウンセリングを始めた。
「2cmくらいカットして、ストレートにしてね!」トゥエンさんが言うと、ビーさんは早速作業に取りかかった。
「たまたまネットで彼女のことを知り、とても感銘を受けたので来てみました。私の髪を整えてくれているこの子がまだ12歳だなんて信じられません。プロっぽいし、信頼できます」とトゥエンさんは笑って言った。
すると、隣で髪を染めていた別の女性客がトゥエンさんの話を聞いて驚き聞き返した。「え?まだ12歳なの?」その女性客はこの店に2回来たことがあるが、まさか自分を担当してくれた美容師が幼い少女だとは知る由もなかった。
「ちょっとどころじゃなく本当に衝撃!彼女は仕事もプロだし、話し方も大人っぽいのでもっと年上だと思っていました。信じられない!」と女性客は続けた。