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4月30日の南部解放記念日に伴う連休に合わせて、西北部地方ライチャウ省に暮らす恋人のもとを訪れたホーチミン市出身のグエン・タイン・ゴックさん(1996年生まれ)は、同時期に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が発生した影響でホーチミン市に戻ることができなくなり、そのままシンスオイホー村に留まって事業を起こし、恋人と結婚した。
シンスオイホー村はラン科の植物であるシンビジウムの花の産地として、またライチャウ省フォントー郡のコミュニティツーリズムのモデル地として有名な場所だ。そして最近では、ホーチミン市出身のキン族の男性と地元出身のモン族の女性のラブストーリーでも知られるようになった。
シンスオイホー村の村長であるバン・アー・チンさんによると、花嫁のハン・ティ・スーさん(1994年生まれ)はキン族のベトナム語と英語に精通し、地域の観光産業の発展に貢献している、村を代表する若者だという。スーさんは、観光客のホームステイの受け入れを行い、さらに自身でカフェも経営している。
村を訪れる多くの観光客にとって、エネルギッシュなモン族の女性はとても印象的だ。新郎のゴックさんの姉であるグエン・ティ・ニューさんもまた、2019年に村を旅行で訪れた際にスーさんが子供たちにプレゼントを配っている姿を目にして、彼女のことが印象に残ったという。
「スーちゃんはかわいらしくて、弟と縁があればよいなと願っていました。もし2人が夫婦になったら、2人は村がより豊かで美しくなるよう、力を合わせて貢献するだろうと思ったんです」と、ホーチミン市に住むニューさんは教えてくれた。
当時、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島の5つ星ホテルでシェフ兼カメラマンとして働いていたゴックさんは、姉のニューさんからスーさんの携帯電話番号を受け取り、スーさんにメッセージを送った。共に若く、旅行と写真が好きな独身の2人が打ち解けるのに時間はかからなかった。「スーの英語力と、彼女が村の観光促進のために行っている様々な仕事にとても感銘を受けました」とゴックさんは語る。
知り合ってから、ゴックさんは自分で調理した料理やフーコック島の美しい風景の写真を度々スーさんに送った。一方、スーさんはモン族の人々が日常生活で使う農具を吊るした美しい門、「ハートの滝」と呼ばれる村の景勝地への道中にある鳥の巣、自身のカフェに通じる橋などの写真を送った。