(C) dantri, ハインさん 写真の拡大 |
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12人の妻と36人の子供
北中部地方クアンチ省ハイラン郡に住んでいたチャン・ビエット・チューさんは、77歳で死去するまでに12人の妻を娶り、36人の子供をもうけた。
親しい人によると、チューさんは若いころ、背が高くハンサムで、話し方も優雅だった。どこへ遊びに行くにもきちんとした服を着て香水をまとい、いつも微笑をたたえていたという。こうした「女殺し」の外見から、チューさんは女性たちにとても好かれた。
チューさんの恋愛話は、子供や孫たちの間で「逸話」として今なお語り継がれている。チューさんは17歳で結婚したが、残念ながらこの妻は病気で死去してしまった。その後、チューさんは新たに妻を娶るが、同時に他にも女性がいた。
長男のチャン・ディンさん(64歳)は、「父は亡くなる前、自分の女性たちの氏名と年齢、住所を記した日記を残していました。日記には子供が生まれたと思しき時期も書いていました。その時初めて11人の女性の『リスト』を知りました。5人はクアンチ省ハイラン郡ハイチャイン村、1人はキムロン村、1人はドンハー市、1人はダナン市(南中部沿岸地方)、1人はラムドン省(南中部高原地方)、1人はゲアン省(北中部地方)、1人はタイに行った女性と、あちこちに女性がいたみたいです。でも、たぶんこれだけではないでしょう。父には他にも婚外子がいるはずです。もし父の他の子供が訪ねてくれば、喜んで受け入れますよ」とディンさんは語った。