(C) Thuy Hang, Thanh Nien, 客のカットするタインさん 写真の拡大 |
(C) Thuy Hang, Thanh Nien|美容室を起業したろ うあ者の青年の挑戦 写真の拡大 |
「どんな髪型にするか、ブローやトリートメントはどうするかを髪に書くだけで、思い通りの髪型にしてくれるのよ」と常連のニュンさん(女性・26歳)は話す。
この日ニュンさんはホアンキエム区に住む叔母も連れて来ており、「女の子が優しく髪を洗ってくれて、肩のマッサージもしてくれたわ。濡れてしまった襟元もドライヤーで乾かしてくれて。家からは少し遠いけど問題ないわ!」と満足の様子。
カット台に座ってA4の紙に「パーマをかけてほしい」と書いてタインさんに渡したのはバオ・アインさん(女性・29歳)。紙を見たタインさんは直ぐに「あなたの髪の毛は自然なウェーブがありますから、お顔に似合う新しいヘアスタイルにしてみませんか?」と返すと、バオ・アインさんはウィンクで答え、カットが始まった。
バオ・アインさんがタインさんの店に通うようになって2年、月に1~2回はシャンプーやトリートメント、カットに訪れている。「店員さんたちには話すことができても聞くことができない人、その反対の人もいます。でもみんな技術はしっかりとしていてとても満足しています」と話すバオ・アインさんは、友人たちにもタインさんの店を勧めているそう。