(C)VnExpress,Tien Hung、家族で食事 写真の拡大 |
(C)VnExpress,Tien Hung、一家が暮らす家 写真の拡大 |
こうして子供が増えて現在は14人。男の子8人、女の子6人で、最も小さい子は1歳8か月。このうち娘2人は嫁に行った。入れ替わりに息子と結婚した妻と生まれた子供が増えたので、夫妻の家では家族16人が暮らしている。
今の家は2005年に建設した。家以外の高価な財産と言えば水牛ぐらい。1台きりのベッドは妻と小さな子供優先で、他の家族は床にゴザを敷いて寝ている。家計が厳しいため、どの子供も中学を卒業させるのがやっと。食事は家庭菜園の野菜と小川で獲ってくる魚で賄い、衣類や文房具は親戚や近所の人からの寄付が頼りだ。
ラックさんは「もう産むつもりはないけれど、妊娠したら産むしかないわね。一番の幸せはどの子も素直で病気一つしないこと」と言って笑う。
チャードン村人民委員会のズオン・ミン・アイン主席は、ナムさん夫妻には何度も家族計画化に協力するよう説得したがうまくいかなかったと説明し、「2年ほど前から避妊注射をするよう指導している。おそらくこれ以上産むことはないと思うが・・・」と言葉を濁した。