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6:CPI上昇率が過去10年間で最低水準に
統計総局の発表によると、2013年の消費者物価指数(CPI)上昇率は+6.6%で、過去10年間で最も低い上昇率となった。
7:中銀が住宅購入支援策を展開
ベトナム国家銀行(中央銀行)は6月、低所得者向け住宅資金貸付及び低所得者向け住宅建設案件の貸付支援策として、総額は30兆ドン(約1382億円)を支援し、貸付金利年6%(適用期間3年)を適用した。しかし、手続きが煩雑なため、現在のところ大きな効果は見られない。
8:ベトナム不良債権回収会社が発足
7月末にベトナム不良債権回収会社(VAMC)が発足した。金融機関各社の不良債権問題解決に大きく寄与することが期待されたが、商銀各行は不良債権の売却に消極的で、現時点までに抜本的な解決には繋がっていない。なお、2013年9月時点の金融機関各社の不良債権総額は前年同期比+20.2%増の142兆3300億ドン(約7080億円)となっている。
9:ベトナムの人口が9000万人を突破
ベトナムの人口が11月1日に9000万人に達した。ベトナムの人口は現在、世界14位、東南アジアでは3位となっている。ベトナムは2007年から人口ボーナス期(15~64歳の生産年齢人口が、それ以外の人口(従属人口)の2倍以上ある状態)に入った。人口ボーナス期は35年続くと見られている。
10:外国人訪問者数が過去最高、700万人の大台突破
統計総局によると、2013年の外国人訪問者数は前年比+10.6%増の757万2400人で、過去最高となった。また、ホーチミン市では12月24日に外国人訪問者数が400万人を突破し、400万人目の外国人訪問者となった日本人男性に記念品が贈られた。