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―小売市場への外資参入が解放された現在の市場において、脅威と感じるライバル店はありますか。
やはりメトロ、ウォルマート、テスコ、カルフールのような世界的企業でしょうか。現時点でメトロ以外は、まだベトナムに進出していませんが、いずれ進出してくると思います。これら外国勢力の圧力は私たちに設備改善、商品の品質向上、広告やプロモーションなど様々な変革を迫るでしょう。特に顧客のニーズと速度への要求に応える管理体制の向上が大事になってくると思います。
―サイゴンコープの社員は女性が強いようですね。
今はだいぶバランスがとれてきていますよ。以前はホーチミン市内にしか店舗がなく、店長もほとんどが女性でした。家庭の日用品を販売するわけですから、彼女達の趣向を参考にしようと思ったのです。一方で地方では男性を店長にするようにして、今では「男女平等」の状態になっています。
―ご自身の今後の計画について、お聞かせください。
私は既にサイゴンコープ社長の座を退きましたが、サイゴンコープ投資開発株式会社の会長は続けています。サイゴンコープに関しては若い社員たちが担っていく力をつけています。私は引退して、社会的活動にだけ参加しようと考えていましたが、社員達が出資して作った会社の管理に携わってほしいと言われていますので、しばらくは現場に残るつもりです。