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- バッチャン陶芸村
- バンフック・シルク工芸村
- WCCに認定された初のベトナムの工芸村
ハノイ市農業農村開発局によると、同市のバッチャン陶芸村とバンフック・シルク工芸村の2つの伝統工芸村がこのほど、世界工芸評議会AISBL(WCC International)によって世界工芸都市(World Crafts Cities=WCC)のメンバーとして認定された。
ベトナムの工芸村がWCCに認定されたのは初めて。14日夜にハノイ市バーディン区のタンロン城王宮跡(タンロン遺跡)で式典が開催される。
ハノイ市新しい農村調整事務局のグエン・バン・チー副局長は、これは世界の文化地図上でのハノイ市の位置を確認するとともに、伝統工芸村の競争力向上と伝統的価値の維持、市場の拡大、国際文化交流などを促進する機会になると歓迎の意を示した。
世界工芸評議会には100余りの国が加盟している。設立から60年を経ており、これまでに今回のベトナムの2つの村を含めて28か国の68の工芸村が認定されている。
ハノイ市には1350の伝統工芸村があり、うち337は同市人民委員会によって認定されている。バッチャン陶芸村やバンフック・シルク工芸村など一部の村は、人気の観光スポットになっている。
チー氏は「2つの伝統工芸村が世界工芸都市に認定され、重要な価値をもたらした。今後、各工芸村の製品のイメージやブランドの宣伝を強化する」と述べた。