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- フオンさんは当時23歳、勇敢に戦い犠牲に
- 実家から海までを結ぶ全長約1kmの道路
- ガックマー岩礁での戦闘で兵士64人が戦死
北中部地方クアンビン省バードン町(thi xa Ba Don)人民委員会は14日午前、同町クアンフック街区(phuong Quang Phuc)で、烈士のチャン・バン・フオンさんの名前を冠した道路「チャンバンフオン(Tran Van Phuong)通り」の命名式典を開催した。
フオンさんは、36年前の1988年3月14日に南シナ海で中国とベトナムが繰り広げたチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)海戦で勇敢に戦い、犠牲になった。フオンさんは当時23歳だった。
チャンバンフオン通りは、フオンさんの実家から海までを結び、チュオンサ諸島を望むザイン(Gianh)港沿いの全長約1kmの道路となっている。
この海戦ではベトナムと中国の両海軍が衝突し、中国がベトナムからガックマー岩礁(英名:ジョンソン・サウス礁、中国名:赤瓜礁)を略奪し、現在まで実効支配している。
ガックマー岩礁での戦闘では、ベトナム軍が敗北し、フオンさんを含めた兵士64人が戦死した。64人中、3人は遺体で発見されたものの、61人は遺体すら見つかっていない。
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