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- 他の利用者が迷惑するマナー違反多数確認
- 利用時は規則を守るよう協力呼びかけ
- 開通2週間で3029本運行、170万人超利用
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線有限会社(HURC1)は6日、同市メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の開通から2週間の利用状況について、他の利用者が迷惑するマナー違反が多く確認されていると明らかにした。
駅構内や車内で三脚を使うなどして安全ではない撮影をし、他の利用者の通行を妨げたり、駅員専用の緊急用ドアから身を乗り出して写真を撮影したり、職員に注意されても無視して別の場所へ移動して撮影を続けるケースもある。写真撮影の際に衣服を脱ぎ、公共の場にふさわしくない行動を取る利用者も確認されている。
また、ホームドアや車両のドアが閉まるのを妨げる、「黄色い線」を越える、列に並ばない、エレベーターを目的外で利用するなどの行為や、駅構内への飲食物持ち込み規則違反、ホームでペットを放つ、トイレを自宅シャワールームかのように利用する行為も見られるという。
HURC1は、メトロ利用時には規則を守り、洗練された、現代的かつ安全な交通環境を構築するためのメトロ文化を築くべく協力を呼びかけている。こういったマナー違反行為により職員の業務負担も増している。
開通2週間で、メトロ1号線は累計3029本を運行し、利用者は計画比4倍となる170万人超に達した。このうち、新暦元旦の1月1日は246本を運行し、27万5144人が利用した。