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- 着陸準備中に着陸装置の一部にトラブル
- 機体から脱出、パラシュートで着陸
- 深夜に無事救出、怪我もなし
南中部沿岸地方ビンディン省で6日午前、訓練中の軍用機が墜落した。搭乗していた操縦士2人は無事だった。
墜落したのは、空軍士官学校傘下の第940連隊所属のロシアの複座高等ジェット練習機・軽攻撃機「Yak-130」(機体番号210D)。操縦していたのは、N・V・S大佐(男性)とN・H・Q上佐(男性)。
午前10時38分、着陸準備中に着陸装置の一部にトラブルが発生したため、操縦士はパラシュートで降下するよう命令を受けた。2人は10時51分にビンディン省タイソン郡(huyen Tay Son)空域で脱出し、パラシュートで降下した。
着地した森の深淵には電波がなく、2人は時間をかけて上に登り、夕方になってようやく同僚に連絡を入れることができた。2人は深夜に無事救出され、怪我もなかった。
軍用機の墜落地点はまだ特定されていないが、レーダーによると同機の最後の信号は南中部高原地方ダクラク省で確認された。悪天候のため、機体の捜索活動は難航している。
軍はブラックボックスを回収して解読し、原因究明を行う。