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- 中国の高速鉄道関連企業も発表式典に参加
- 国内大学で高速鉄道技術の研究教育は初
- 高速鉄道業界向け人材育成や研究開発など
交通運輸省傘下のホーチミン市交通運輸大学(UTH)は12日、高速鉄道研究所の設立を発表した。発表式典には、交通運輸機関・組織や、在ホーチミン中国総領事館、中国の高速鉄道関連企業の代表者も参加した。
国内の大学で高速鉄道技術の研究教育を行うのは、UTHが初めてとなる。
同研究所は、高速鉄道に関する◇建設技術、◇機械工学、◇自動制御・信号情報技術、◇運送運行事業運営を中心に、高速鉄道業界向けの人材育成や研究開発、技術移転などを行う。
同研究所は、東南部地方ドンナイ省のUTHキャンパス内の5haを拠点とし、国内外で豊富な実務経験を持つ講師陣を揃えている。
UTHは2008年から都市鉄道(メトロ)向けの教育を開始した。さらなる高速鉄道の研究教育に向けて、2023年からは日本や韓国、中国、ヨーロッパに複数のミッション団を派遣している。