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- 毎日午前6時~午後10時に運用
- 午後10時以降は切り離して船が航行
- バイクや乗用車の往来需要に応える
第249工兵旅団は30日、台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)の影響により崩落した東北部地方フート省のタオ川に架かるフォンチャウ(Phong Chau)橋について、往来需要に応える暫定的な対策として浮桟橋を仮設した。
浮桟橋は崩落したフォンチャウ橋から約400mの下流に設置され、毎日午前6時から午後10時まで通行が可能となっている。
工兵旅団は午後10時から翌日の午前5時までの時間帯に船舶が航行できるよう、浮桟橋を切り離し、その後、午前6時までに再接合する。
エンジンなしの車両、バイク、モペッド、三輪バイクについては、時速5km以下で双方向通行が可能。乗用車とピックアップトラックは片側通行のみ許可される。片道の移動時間は10分、時速は10km以下とする。試行後、評価の上で対象車両の範囲拡大を検討する。
なお、新フォンチャウ橋建設に向けた準備は既に着手されている。新たな橋は、国道32C号線に立地し、全長430m、全幅21.5m。タムノン郡(huyen Tam Nong)とラムタオ郡(huyen Lam Thao)を結ぶ。投資総額は8650億VND(約50億円)の見込みで、国家予算で賄う。