(C) tuoitre 写真の拡大. |
- 全国で24~25年度の入学式・始業式開催
- チン首相、ハノイの小中学校で生徒ら激励
- 今年度で全学年への新教科書の導入完了
全国で5日、2024~2025年度の入学式・始業式が開催され、幼稚園児から高校生までの約2300万人が新年度を迎えた。
毎年9月5日は「全国民が子供を学校に送り出す祭りの日」となっている。
小中学校の式典では、国旗を掲げて国歌を斉唱し、太鼓を叩いて新年度のスタートを切り、生徒らは新年度の祝辞に耳を傾けた。
ファム・ミン・チン首相は同日、ハノイ市のグエンディンチエウ小中学校の入学式・始業式に出席し、生徒らを激励した。同校は1500人の生徒を擁し、うち約160人は視覚障がい者だ。同校では障がいの有無を問わず、生徒らが一緒に授業を受ける教育モデルが適用されている。
新教科書について、2020~2021年度から小学1年生向けに導入し、他の学年にも順次導入してきた。2024~2025年度は、小学生5年生、中学4年生 (日本の中学3年生に相当)、高校3年生向けの新教科書を導入する。これにより、全学年への新教科書の導入が完了することになる。