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- 当局、写真撮影サービスの取り締まり強化
- 犬が飼い主から虐待を受ける動画が波紋
- 男性が足や紐を使って犬を「しつける」
南中部高原地方ラムドン省ダラット市の中心部にあるラムビエン広場で、犬が飼い主から虐待を受けた出来事をめぐり、同市人民委員会は21日、同広場が位置する10街区の人民委員会に対し、ペットを利用した写真撮影サービスに対する取り締まりを強化するよう指示した。
これに先立ち、観光客で賑わうラムビエン広場で、アラスカ犬が観光客との写真撮影を拒んだことで飼い主から虐待を受けている様子を撮影した動画がインターネットに投稿され、大きな波紋を呼んでいる。動画には、男性が足や紐を使って犬を「しつける」様子が映っていた。
飼い主の自宅で撮影されたとみられる別の動画では、飼い主が犬を殴ったり、犬の口に棒を入れたりしていた。
これをめぐり、同市警察は飼い主であるL・D・Lさん(男性・28歳)を召喚し、捜査を進めている。Lさんによると、犬を虐待したのはLさんではなく、T・T・Q君(男性・13歳)だという。T君は、Lさんが商売として行っている犬の写真撮影サービスのパートナーであるP・T・T・Tさん(女性・39歳)の息子で、犬の管理を任されていた。
ラムビエン広場での犬の写真撮影サービスは違法で、当局はこれまでにも頻繁に検査や警告、行政処分を行ってきたが、活動は依然として続いている。